※執筆:事務局ムラセ

いよいよ2024年12月に動き出した「対馬市エコツーリズム推進協議会」

しかしその設立総会は、あらかじめ選定した事業者等クローズドな会であったため、設立総会で説明した内容や、エコツーリズム推進の趣意について、観光事業者や一次産業従事者などの関連事業者に、広く知ってもらう機会を設けたいと思い、対馬市公式LINEにて広く市民向けに告知し、設立記念講演会を開催しました。

設立記念講演会

日 程:令和7(2025)年2月6日(木) 13:30~14:30
場 所:対馬市交流センター 3階 大会議室
講師:環境省自然環境局 自然環境計画課保全再生調整官 笹渕紘平氏
内容:「自然を活かした地域づくりの取組」

△長崎県に出向されていた笹渕氏。対馬のヤマネコ保全やシカ対策にも関わってこられた経歴を持つ。講演では、エコツーリズムに取り組んでいる他地域の事例などを交えながら、エコツーリズムとは何か、自然を活かした地域づくりにはどういうメリットがあるのかについてお話いただいた。

専門部会発足式

日 程:令和7(2025)年2月6日(木) 14:45~16:00
場 所:対馬市交流センター 3階 大会議室
内容:
・対馬市エコツーリズム推進協議会および全体構想の概要説明
・先進地視察報告
・各専門部会の設置目的および活動計画について
・各専門部会長紹介
参加者:エコツー会員35名、会員以外の市民・事業者・行政関係者19名 計54名

△初めて参加する方も多くいたため、簡単にこれまでの経緯や、検討している対馬市エコツーリズム推進全体構想や組織の仕組みについて説明

△先の先進地視察(屋久島)に参加した、各部会の若手メンバーから、視察報告を兼ねて、視察を経て対馬で取り組みたいことについて、各自の想いを語ってもらった。

そうした若手の想いを受け止める形で、最後に各専門部会長から、部会の設置目的や活動計画について説明を行いました。

△ガイド部会(部会長:一般社団法人対馬観光物産協会 西護氏)

屋久島や西表島などの先進事例を参考にしながら、ガイドの登録・認定制度やそれに伴う育成制度について、事務局で検討を重ねてきた。対馬でも作っていこう

そのためには、現役でガイドをしている人たちの意見を取り入れながら対馬の実情に合ったガイドの登録・認定制度、育成制度について検討を重ねる

育成制度と合わせて、「屋久島学」に匹敵するようなガイド教本である「対馬学」を作成したい

△トレッキングガイド部会(部会長:さとより 佐々木達也氏)

まずは「安全に!」「自然を楽しみながら!」登山ができるように「白嶽」「龍良山」から利用ルールの検討をすすめていく

利用ルールと共に「誰が、どうやって、山の道を守っていくのか」という問題についても、持続可能な登山道整備の体制づくりを検討したい

△マリンアクティビティ部会(部会長:有限会社対馬エコツアー 上野芳喜氏)

まずは「浅茅湾」から、地域の産業とマリンレジャーが手を取り合って海を守るルールづくりを検討していきたい

△ツシマヤマネコガイド部会(部会長代理:一般社団法人MIT 有川ゆう氏)

まずはヤマネコそのものと、地域住民、地域の農家さんに負担をかけない観察ルールを検討し、それを標準化したい

農家とガイドの信頼関係を構築するために、ガイドが農作業を手伝いに行く仕組みをつくりたい

千俵蒔山の野焼きや水田再生などの継続についてなど、利用ルールと共に「誰が、どうやって、ヤマネコの生息環境を守っていくのか?」という問題についても、体制整備を行いたい

△地産地消推進部会(部会長:有限会社丸徳水産 犬束ゆかり氏)

市場が無い対馬において、地産地消を促進できる仕組みづくりを進めたい

地域食材を多く使用している飲食店にラベルをつけるなど、観光客にも地元食材を食べてもらえるような見せ方も検討したい

藻食魚類や未利用魚の活用、ジビエの普及など、観光客に食べてもらうことで保全を後押しするような仕組みも作りたい

つしまエコツーでは、これから具体的な各部会活動を加速しながら、対馬の自然・歴史・文化的資源を後世にも残すべく「守り・伝える・つないでいく」取り組みをしていきます!